基板はとっくにあがってきていたのに、組みたてず約半年も放置していた6C19Pアンプをよそに、金田氏は新型(なのかな??)の40KG6Aアンプを今月号に発表されました。まったく製作スピードがウサギとカメです。アキレスのカメのごとく、追い越されないカメではなく、一跨ぎで追い越される本物のカメです。
6C19P基板は、自分ではまだ組み立てていないのでリリースはしておりませんが、試作に約10セットほど作っていました。知人に無保証でお分けした組み立て報告は下の記事のとおりあります。どうにか動作しているようでホットしております。
新アンプが発表されてしまうと・・・、なんとなく新しい方が良いような・・・なかなか作りもしないのに、そんなところには敏感に反応してしまいます。
と言う訳で、製造済みの6C19P基板をちゃっかり40KG6Aアンプにも流用できないか検討しました。
まず、1枚目の初段用基板。初段(c3g)と2段目(A1967-C4630)の回路は定数が若干異なるものの回路は同じなので流用可能です。この基板に実装しているAOC回路も同じの為、変更無しで使いまわせる(しめた!)。この基板には、もうひとつ出力段の電圧帰還と電流帰還用のスケルトン抵抗他も実装しているが、嬉しいことにこれも同じ回路で流用可能。c3g基板については、大丈夫ということで、アンプ回路の9割はこの基板に実装されているので、このままで大丈夫とは大変嬉しい結果です。
次に出力段、40KG6Aは太いのかな手元に無いが6C19Pより太そうだ。しかし6C19Pが4本乗っている所、2本で良いので少々太くてもあまりきつくならずに放熱上も問題なさそう。そして肝心のソケットとパターンになるが、偶然外周にリード線配線用の穴を開けてあるのが、40KG6A用のソケットとピッタシ。なんて運がいいことは無く、若干、基板の円周のほうが狭い。が基板用Magnovalソケットのピンを少し内側に曲げることで、取り付け可能な範囲で、これもクリア。で、パターン(配線)は?と見ると、出力段にほとんど回路と言う回路は無く(GとSGの抵抗のみです)、真空管取り付け用の機能が主なので、ソケットが付けばまずはOK。パターンのほうは、ヒータとカソードが両者同じピンではないですか(ラッキー)。あとはプレートとグリッド配線のみなので、パターンは細い、カッターでカットして、ほんの数本リードで配線するだけで使えるな、と、こちらも嬉しい結果となりました。そうそう、ヒータピンは同じですが、6C19Pはシリーズ接続なので、電源からの配線取り付け位置を、忘れないで、しかるべく所に繋がないといけませんね。あと、この基板には、保護回路DC検出部が同居して実装してあるが、この回路は両者全く同じなので、流用OK(調子良い感じです)。
残りは、保護回路制御部とタイマー回路。6C19P用基板セットでは、両方纏めて1枚の基板になってます。まずタイマー回路、定数が若干異なるが回路は同じで抵抗値など変えて部品を取り付ければOK、流用可能です。最後に残る、保護回路制御部、8割方同じですね。異なるのはプラス側の電流ON/OFF用MOS-FETの部分のみ。MJ2010/4月号の回路(P116の図9)をみても、+Voと+Vg周りだけが違います。このくらいの回路(部品4・5個なので)は、横着せずに手作りしましょう。
忘れてました、電源部。ここはトランスレスに自立コンデンサーが主なので、ま、基板が要るほどのことでもなく作らないといけませんね。
と、最新号のMJ誌を見ながら、6C19Pアンプを作るのと同じ程度の工作で基板流用にて40KG6Aアンプが作れそうな感じになりました。
作るのはこっちにしようかなの日々でした。
稚拙・長文 読んでいただきありがとうございます。
MASA
2010/03/11(Thu) 23:49:37 No.160
別アンプの真空管が初期不良だったため交換に行ったのですが、久々の部品チェックとして本アンプ用の入手性とおよその価格を見てきました。
部品と言っても、電源部コンデンサのチェックのみです。まず一番高価なのが、出力段用の4個使っているもので、お店では10本纏めると2割引くらいになっていました。割引といっても、1台分あたり千円安くなる程度なんで、SEコンデンサ1個分のお値段といえばそうなんですが・・・。ま、5人集まれば共同購入できますね。
一種(私には)見つけられないのがありました。記事でのG/LUXONが指定になっている25V4700uFです。部品箱のをたまたま使ったと(勝手に)想像します。このコンデンサメーカは台湾にあり、パソコンのマザーボードに良く使われている(いた)もののようです。過去に爆発事故を頻繁に起こし問題になったようです。
25V4700uFは特殊な値ではないので、日ケミKMGやELNAのシリーズの店頭在庫がありましたので、こちらを使おうかと考えています。
すかっり6C19P基板が、40KG6Aアンプになってしまう感ありですね。
MASA
2010/03/15(Mon) 22:08:30 No.161
昨日に引き続き秋葉原へ、40KG6A用コンデンサの確認をしてきたら購入したくなり買ってきました。
部品は揃って、作る気満々ですが、ここからが長い・・・・。その上、やはり6C19Pになるとか・・・。
なにより40KG6Aアンプは、低コストで魅力的です。トランスが無いので軽いのも嬉しいです。部品は、6C19P用にある程度揃えてありましたので、残りでお値段が高そうなのは、40KG6Aとシャーシです。40KG6Aは現行のロシア球も選択肢としてあるので、実験には安くていいかな。フィリップス球も安かったと思います。
トランスレスのため必要な電位を得るのに電源部が巧妙(良く考えましたという感じ)なのですが、長期的な安定度・信頼度は大丈夫かな。一つ一つを見ればオーソドックスなので問題は起きないと思うのですが少し心配です。
上述の25V4700uFは日本ケミコンのKMGがどこでも買えそうなので、こちらを使おうと考えています。
MASA
2010/03/17(Wed) 05:02:23 No.162
昨日・今日と2連続で秋葉原のほうへ行ってきました。信頼度についていまひとつと思っているG/LUXONですが、売っていたので買ってしまいました。日ケミKMGやELNAの安心感はちと無いのですが、同じものということで作るときには使おうか思案です。
MASA
2010/04/11(Sun) 02:30:21 No.180
はじめて、書き込みをさせていただきます。40KG6A ハイブリットDCパワーアンプの製作に挑戦中です。進行具合では、まだ4合目ぐらいです。
真空管はあまり得意でないので、C3Gを使わない分だけ軽いと思って、手を付けましたが、金田先生は、その後、トランスレスプリ、バッテリー駆動アンプと、矢次早の発表で、虚脱感に襲われています。
40KG6A DCパワーアンプを完成された方、具合はいかがでしょうか。
2SK30
2010/07/23(Fri) 23:23:42 No.230
投稿ありがとうございます。私はまだ6C19Pにするにしろ40KG6Aにしろ まだ手をつけてないのんびりペースです。基板リリースをお待ちの方には、ご不便をおかけしています。どうぞ長い目で見てください。
2SK30様はその制作にはバイタリティを感じます。素晴らしいことと尊敬です。本来金田式の自作はユニバーサル基板に裏打ち配線にとどめをさすかと思います。しかしながら、良いのは分かってはいるが、面倒と言うハードルが立ちはだかり作ることが出来ません。その昔、20年以上も前になりますが、より線が上手とのお言葉で、数百台頼まれアンプを作ったような・・・半田付けも金田流を金田氏の手ほどきで指導していただき、コピーアンプ製造機でしたね・・・当時は。今じゃ無理です。種を明かせば、冶具を作り機械でよったので、より線がきれいなのは当然だったのです。
私の方では、このような状況で具合についてご報告できませんので、制作された方 どうぞよろしくお願い致します。
現在、ターンテーブルを少しずつ制作しております。節目でまた、ご報告します。
MASA
2010/07/24(Sat) 08:26:31 No.231
MASA様やっとシャーシ製作にはいります。金田先生の指定のコンデンサーと違うので、1組穴がすこし大きめです。
また、シャーシは、タカチのでなく完全自作です。これは追って全貌をお知らせします。
あと質問があるのですが、MJ2010/4月号 40KG6A DCパワーアンプの(116頁、120頁)タイマー回路は立ち上がりの早い独立+135V電源を使っています。ところが、保護回路制御基板も+135Vと、回路図にはかいてあるのですが、独立+135V電源をつかうのか、終段の+135電源なのか、判然としません。部品配置図を見ますと、終段の+135電源と共用しているように思えますが、本来はタイマー回路用の独立電源のほうが、立ち上がりが早いので、本来はこちらを使うべきだと思えるのですが、ご教授ください。
2SK30
2010/07/29(Thu) 20:14:12 No.238
引き続きの書き込みありがとうございます。
シャーシ作りが大変なんですよね。特に夏は厳しいですよね・・。私などは、加工屋に図面渡してお願いしてしまっています。人によっては自作の楽しみにが半分になると・・・。
さてご質問の保護回路制御基板の+135VがいわゆるVIとなっている件です。VIではなく、もう一系統あるPower1で直ぐONになるV19E整流後+135Vの方が良いのではとのことですが、
結論はどちらも回路上特に差異がないと考えます。記事のほうが、別系統の+135Vの配線がない分、簡略化できるメリットがあります。
回路の動作を考えると、保護回路制御基板に+135Vが加わるときには、先にタイマー回路が作動しアクティブ”L”のRESET信号が”L”出力になっているので、制御MOSFETはOFFで、タイマーON(RESETが解除)になるまではVOは出力されないので動作上問題ないと思います。
との理屈もあるのですが、実際は、VIの+135Vは抵抗で最大電流が制限されているのでコンデンサーチャージで少し立ち上がりが遅いだけです。時間的には立ち上がりきるかなり前に、既に20Kオームの抵抗を介して6Vのチェナーでロジック部は電源が供給されています(6Vを少し超えたあたりで電源供給は始まる為)。これは、独立の+135Vとほぼ同じ時間に6Vは加わっているものと思います。よって、どちらから電源の供給を受けても時間的にはほぼ同時、早い時間で起動しております。そして場合によって保護回路制御基板の方が遅く電源が立ち上がることがあっても、上述の通り問題ではないと思います。
以上については、私の勝手な解釈であることをご了承願います。
完成写真の掲載も楽しみにお待ちします。
MASA
2010/07/30(Fri) 01:38:36 No.240
タイマー電源が別になっているのは、2スイッチ投入のため、電圧昇圧が一瞬遅れるので、タイマーのカウントが、正常にスタートしないためということでした。
保護回路制御基板は、単純にON・OFFですので、電圧昇圧は気にしなくてもよいということなのでしょうか。
MASAさんのアドバイスに従って、終段側にします!!!
PS、上に掲示した図面は、2mm厚アルミに貼ってあります。原寸なので、そのまま加工できるという算段になっております。
2SK30
2010/07/30(Fri) 23:20:55 No.241
タイマーのカウントはリセット回路まじめに作れば電圧昇圧を気にする必要はなくなるのですが・・・。流石に金田氏もデジタル回路のそのあたりは手を抜きますね。タイマー回路の出力信号もRESETと名をつけているので紛らわしいですね。
ところで、図面をアルミ板に貼ってはうまいアイデアと思いますが、このまま穴を開け始めると紙がぼろぼろに裂けてしまいませんか?特に大きな穴を空けると紙が切れそうですが、その辺は、うまくやられているのかと思います。私には、そんなテクニックは無く、多分5mm以上の穴で折角の図面紙を破ってしまいそうです(笑)。
穴あけ頑張って下さい、きれいなシャーシ 完成写真を楽しみにお待ちします。
MASA
2010/08/03(Tue) 06:41:14 No.249
6C19Pアンプ写真 ご投稿ありがとうございます。
これらのアンプは出力球をパラに増やしていくとパワーが増えるのですね。理屈では分かっていますが、実践されたとは素晴らしいです。
ドライバー球と出力球の間は熱遮蔽板でしょうか?
これもオフセットに効きそうですね。
私もハイブリッド、ドライバーが球、パワー段がICですが、正月アンプの続きを少しずつ進めています。金田式とは全く関係ないのですが、小さくシンプル、フォーシーズンアンプにと思っております。正月の実験(ご興味ありましたら古記事参照願います)でいい結果でしたので、しつこく追っています。
順調に完成したら、今年10月の真空管オーディオフェアに展示しようと思います。その翌週は金田式アンプ試聴会でしたね。今年の試聴会は、例年通りの内容で行くとの話を聞きました。
MASA
2010/08/03(Tue) 06:50:40 No.250
解説ありがとうございます。なるほどね と思います。
私の方はと言うと、そのトランジスタには小さな放熱器が取り付け可能なスペースを基板上に取りました。金田式は大丈夫かなと思うほど熱くなる部品がありますね。多分大丈夫なんでしょうが、精神衛生上冷やしたくなりますね(笑)。
またの投稿を楽しみにしています。
MASA
2010/08/04(Wed) 06:30:27 No.252
涼しくなったので、アンプづくり再スタートしました。真空管まわりの、円形放熱穴、実際やってみると開けるの大変でした。
皆さん、円形放熱穴大変な思いしてあけているのでしょうか。金田先生は、ボール盤つかってあけているのでしょうか。
通りすがり様
>2段目の2SA1967(2SA1968LS使用)と2SC4630LSの発熱が凄い
発熱大きいですか。あまり金田先生、2段目の放熱については、確実に放熱板を付けろとか言っていませんよね。
MJ誌上写真には、基板上にヒートシンクが見えますが、私はアルミ板を切って、ヒートシンク付けようと思いますが、この場所は、あまり空間的にも余裕ありませんよね。
2SK30
2010/09/16(Thu) 21:04:32 No.263
投稿ありがとうございます。いい季節になってきたように感じます。
アルミ板の加工、綺麗ですね。これを電動工具とはいえ手作業でやるとは、凄いですね。綺麗な図面を前の投稿でして頂いておりました。大変丁寧に加工されたかと察します。
完成されるのを楽しみにしております。
よき刺激を受け、私もそろそろ、6CP19基板でアンプ作りを始動しなくては・・・。
追伸:最近では金田さんもシャーシ加工は加工屋さんに依頼しております。当方、トップのホームページにリンクしております。
MASA
2010/09/16(Thu) 23:46:43 No.266
貴重な報告ありがとうございます。お写真のサイズの放熱器でも90度とは驚きました。放熱器無しでは、直ぐに熱破壊してしまいそうです。私の基板も小さな放熱器分のスペースしか用意していないので少し心配ですね。
2SK30様もご心配されていることですし難しいところですね。通りすがり様の用に工作すれば完全だと思います。
一方金田さんは、放熱器無しで少なくとも試聴会に前日のテストを入れて連続5時間x2くらいは動作させているが壊れていないです(試聴会以外でも使われているかと思います)。3年連続登場で問題が起きていないところが少しの安心材料です。
MASA
2010/09/17(Fri) 22:55:38 No.269
各種タイプ工作されているようですね。
再測定の方はありがとうございます。貴重な情報です。
それでも約70度とは少々高いのですね。
当方基板の放熱スペースは大きくは有りませんが、穴をあけ熱がスムースに抜けるようなつくりにしたことは正解だったようです。
どのお写真を見せていただいても出来のよさを凄く感じます。デザイン的にも素敵です。金属加工はご自身の手でですか?私にはまねの出来ない加工だと思います。
いいお写真をご投稿頂きましてありがとうございます。
今後もどうぞよろしくお願い致します、ご投稿お待ちしています。
MASA
2010/09/18(Sat) 10:59:09 No.272
70度と聴いて安心です。初期のハイブりット6C19Pアンプは、「オーディオDCアンプ製作のすべて」下巻に載っているの物でしょうか。これだと、2段目差動アンプの2SC1967のエミッター電圧が158Vです。
2009年5月号6c19PX4パラトランスレスアンプは、2段目が、74vです。2010年4~5月号、40KG6Aでは、100Vとなっています。
これだと、70度前後でしょうか。2010年5月40KG6Aアンプでは、記事中写真では、定電流回路用2SC4630LSにのみ、小さなヒートシンクがついているのが見えます。
差動側2SC1967の発熱は心配いらないのでしょうかね。金田先生は記事中に何もかいていませんし。
http://www.geocities.jp/ja4cam/40kg6aamp.html
この方のドライブ基板には、小さなヒートシンクが付けられています。
2SK30
2010/09/21(Tue) 19:08:39 No.276
