DIR9001使用のデジタル基板

170今回は、TI社のDIR9001を用いたデジタル基板を組み立て評価してみました。DIR9001は金田氏は記事にしておりませんが、2009年2月にパシフィコ横浜で行われたAVフェスタでの試聴会で使われています。下記AVフェスタの模様
http://home.m08.itscom.net/misima/photos/20090922/album00001.html

このまま金田式DAコンバータに使用できます。基板サイズ・配線位置も同じにしております。クリスタルの使用に関し勘違いをしてしまい、1本DIR9001の上にジャンパー配線が飛んでいます。きちんとデータシートを読むべきでした(反省)。

光デジタル入力も付けております。トランスポータとして使用したのはマランツCD-94です。エンファシスの掛かっていないCDの再生は問題ないのですが、エンファシスの掛かっているデータの伝送ができません。エンファシスステータスLEDの点灯無く、DA出力が無音になりデコードできておりません。電気(同軸)伝送ではエンファシスの掛かっているCDも問題なくデコードしております。エンファシスのステータスLEDも点灯します。光モジュール部出力はなんの追加回路もなく、電気入力と合流させていますので思い当たる節が見つかりません。何らかをご存じの方がいらっしゃいましたら教えて頂ければありがたいです。
CS8416に光デジタル入力を付けても本基板と物理的にも論理的にも同じなので同様ダメだと思います・・・??。

ジャンパー1本配線が必要になってしましましたが、本基板も今回配布致します。割引価格にさせて頂きます。

user.png MASA time.png 2010/04/01(Thu) 23:44:59 No.170
Re: DIR9001使用のデジタル基板
”基板配布のご案内”の書き込みで、本基板の最終報告をしましたので、参照願います。

基板の写真をご覧になられて、お気づきの方もいるかと思いますが、本基板のPCM1794回りの部品配置などが、今までのデジタル基板とは異なります。じっくりに見比べて頂ければ気がつくかと思います。

PCM1794に関しては旧バーブラウン(現TI社が買収したの今ではTI社)の最高の技術力・英知にて開発されたフラッグシップのDACチップです。本領を発揮するにはかなりシビアな基板設計を求められます。(と、TI社の本技術部門の方より聞きました)金田氏の指定の部品では、部品サイズによる実装設計が100%の要求を満足できません。

しかしながら、音優先で考えると指定の部品でいきたいところです。要求の100%は満たすことはできないが、金田氏指定部品を用いて、最大のパフォーマンスを得るには?
に対して、TI社のコンシューマ・デジタル技術部門(PCM1794等の直接設計部門)の協力を得て、本基板のデジタル部の実装設計を行いました。並べての聴き比べなどしていないのですが、たぶんこちらのほうが優れているでしょう。実際、電気的にはより理想動作をしているかと思います。本協力により、当然ながらTI社のコンシューマ・デジタル技術部門のDAI・IC(DIR9001)を使う流れになったのが背景です。このよううな、大企業が当方のデジタル基板を徹底(?)解析をしてくださり、設計に関して改良のアドバイスを頂けたことはありがたい限りで大いに感謝している次第です。西新宿にあるTI社の技術部門へは幾度かご訪問させていただきました。当方基板を幾種かの組み立ての実施にてデータ測定、改良点洗い出しなど専門家が専用の設備を使用して定量的な回答は説得力がありました。重ねて、忙しい中小さな(小さすぎる)お仕事ありがとうございます。

コンシューマ・デジタル技術部門の話でCS8416を徹底的解析についても伺うことができ、参考になりました。さすが大メーカ、解析の内容も凄いものかと思いましたが、企業秘でもあり多くは語れないのが残念です。

この版より、デジタル基板は、TI社の設計協力を取り込んだものになっています。現在組み立て評価中の多機能デジタル再生システムのデジタル基板(こちらは記事のとおりCS8416使用)も、TI社協力にて得た内容を取り入れたものとなっております。

TI社と略しましたが、テキサス・インスツルメンツ(Texas Instruments)社が正式名です。
大変残念なことですが、TI社は去年、構造改革にてコンシューマ・デジタルオーディオ部門は解散しており、現在は消滅しています。もう、新製品も出せないと話されていました。かの有名な河合 一氏も、このときよりTI社を離れフリーで活躍の場をシフトされています。

AVフェスタで金田氏がDIR9001を使用したのも、このとき入手したチップをご参考に如何ですかにてお分けしたのが背景にあります。

デジタル基板いついて、今までお話していなかった設計に取り込んできた進歩についてお伝えしました。

あ、いい忘れましたが、今まで作ってきたデジタル基板については、普通にオーディオを楽しむ分に十分な特性であったととのことで、安心しております。
user_com.png MASA time.png 2010/04/11(Sun) 12:51:27 No.182
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