まずお写真拝見して素晴らしいシャーシ加工に脱帽です。本基板は、リリースに先立ち未評価をご承知頂き配布しました。O様は、出力管にはWE421Aを使われての製作のようです。お写真より200Vはレギュレータを使用していないようです。また、保護回路の電源は、基板に実装した、専用整流回路と3端子レギュレータの方をご選択されています。O様ご指摘のように”AOCのZDが200Vラインに繋がってなくR6の後に繋がっていました。”は、基板のミスになりますが、当方見解では、”R15を180Kから100K”はそのまま180Kで問題ないと思うが・・・。自分で組み立て時にちゃんと確認します。
以下原文のまま、
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C3g-WE421A DC-AMP製作
MASAさんから譲っていただいたC3g-6C19P DC-AMP基板を利用して掲題のアンプを作りました。
先ずマニアルのC3g基板部品表でR21 330Ωのスケルトンの表示がありません。
また、AOCのZDが200Vラインに繋がってなくR6の後に繋がっていました。対策としてパターン変更はしたくなかったのでR15を180Kから100Kに変更しました。
単独のステレオアンプとしての構成としましたので、シャーシはタカチの天板がシャンパンゴールド370×250×60mmとし、6mm厚のアルミ側板とΦ7mmの丸棒で真空管保護を兼ねた外観としました。電源トランスは伏型が外観的に相応しいと思い、春日無線トランスに特注しました。また、±B電源のケミコンは10000μのタイプは外観的に好ましくなかったので2000μを三個ずつにしました。
シャーシ寸法にあまり余裕が無く、C3g基板、制御基板を並べたため、電源SWが端になりましたので、トグルSWはあきらめプッシュSWにしました。また、ミュートSWも便利なので追加しました。ゲインVRは付ける場所が無かったためGAINは Maxとしました。
C3gをなるべく表に出したいと思い、リードにフェライトコアをスペーサ代わりに入れ、放熱器付きTrなど部品高さが高いものは基板の裏に配置しました。
球を好みで差換えたり、調整中及びエージング後の再調整のために天板上にIp測定用ジャンパー端子を設けています。この端子はテスター棒の入る径で簡単に電流測定ができますのでお勧めです。
使用部品ですが制御基板の抵抗類は安い普通のものを使っています。また、AOCのコンデンサーは手持ちのシズキを使って節約しました。
さて調整段階では終段のバイアスが極端にマイナス方向にしか設定できず、R6に調整用Rをパラって適正バイアスになるようにしました。この原因は初段のC3gのIpが流れすぎ、プレート電圧が下がりすぎることで、初段の定電流回路定数を変更しました。
やっと適正バイアスが掛かるようになったので、GE 5998Aを仮に挿入して動作確認を行ったところ、温度ドリフトが半端でなく、立ち上げ時10mAのIpが温まると100mAにもなってしまいます。対策として初段定電流回路のZDに1S1588相当を順方向に入れ収まりました。ドリフトの原因は明確には把握していませんが、一つには金田さんのツェナーに流す縦電流が1mA以下だったのでAOC回路も含め1mA以上流れるように電流制限抵抗定数を変えたことが原因していたのかもしれません。
さて調整が完了しとりあえず出た音は、私が持っている前段がFETタイプのWE421A DC-AMPより解像度は高いのですが、中域の張り出しは控えめのようです。まだエージングが進んでいないためだと思いますのでしばらくはこのまま聴いてみます。
MASA
2010/01/26(Tue) 19:49:29 No.151