DACマスタークロック・ルビジウム

504世の中には、ストロンチウム原子時計なるものがあり、140億年で1秒以内の論理誤差と凄いのがあるようです。宇宙誕生から今までカウントしていても1秒以内の狂いとは想像を超えます。今度先生にお願いして、デジタルオーディオに使わせて・・・とは言えないか。

さて自分のクロックもバラバラ基板で実用性が無かったのを反省し、アルミ板に並べてみました。スイッチで44.1系(22.5792M)と48系(24.5760M)を簡単に切り替えられるようにもしました。本来、DAC側(トランスポート)からサンプリング周波数を知らせてもらって自動切換えですが、今のところは手動です。ネットワークオーディ用のトランスポートで再生ファイルのサンプリング周波数を知らせて貰えるようカスタマイズが可能と聞いたので、準備中です。トランスポート側にもマスタークロックをフィードバックして入れるのでDAC側とはクロック同期します。よって信号ラインにメモリバッファは不要で完全伝送が可能です。

user.png MASA time.png 2012/03/27(Tue) 21:47:51 No.504
Re: DACマスタークロック・ルビジウム
508薄型のケースに入れてみました。

ルビジウム用のレギュレータは電流が流れているので発熱も大きく、シャーシを放熱にと底に取り付けました。これで放熱フィンの高さも必要なくなり、ケースが薄くなります。

受け側のコネクタ形状がXLRで信号レベルもLVDSであったので、出力部にレベル変換とXLRコネクタが付くサブ基板にしました。

テスト信号再生にて計測したところ、数値上にもルビジウムクロックの優位性が確認できました(とある信号のタイムインターバルのばらつき計測)。

このときの試聴でルビジウムクロックを使用した方が好みの結果でした。

トランスポート側から44.1K系と48K系信号を受け、22Mと24Mの自動切り替えにしたいと思います。

user_com.png MASA time.png 2012/05/22(Tue) 02:11:10 No.508
Re: DACマスタークロック・ルビジウム
発信素子の性質でデジタル再生音が変化する旨、各記事がありますが、当方は内蔵クロック、外部ゲンロック用の入力を
変えて見ましたが、変化が感じられませんでした。
当然波形の周波数の精度はルビジュウムが優位にあることは揺るぎがありませんが、この周波数の安定度とクリスタルOSCの安定度の差異が、音に影響し、これが音質に現れるのか不明ですが、Δtの中のクリスタルの発信器が、ジッターを伴うような変動を伴うとは考えにくいのでは。
業務用で映像、音声のゲンロック周波数を完璧に管理するのは
運用時間の管理の厳格化、が有ります。
これと音質が同一の土俵で、語られるのは私は少し違和感を感じます。
もし音質の変化が有るのでしたら、波形のひずみ、レベルの管理、発振素子を、恒温槽内に入れΔt上の周波数変動を微少にする方法、クロックの伝送方法等、まだテクノロジーで救える方法があるのではないのでしょうか。このあたりを一緒に探って頂ければ幸いです。
 またジッター(この対象信号が、復調後のデーター信号か、読み取り直後のRF信号なのか、自分はわかりませんが)と呼ばれる事象が、どのくらい音質に影響されるのか、検証された方がありましたら、アップして頂ければ幸いです。
残学な、当方ですので、昨今のデジタル機器、回路の進歩に置いて行かれて居り、寂しい限りです。
(当方の機器が完全なシステムではなく、皆様の土壌と比べると非常に低い事をご了承ください)
user_com.png hm time.png 2012/05/25(Fri) 23:37:51 No.509
Re: DACマスタークロック・ルビジウム
hm 様

書き込みありがとうございます。

私も技術者として自然科学の研究者として業をしている身としては、同じように思います。

しかしオーディオは少し観点を変え、楽しむことにしております。
客観的データを追求したり、それで音を論じようという気持ちでは無いというか・・・。

たとえばケーブルやターンテーブルのシートを変えたりして楽しむのと同じなのです。たぶんこれらは、音と相関関係ある客観的なデータは取れないと思いますし、何らかの数値データが意味を持つのかさえも不明です。

音が変わるという人もいれば、変わらないのでは?と感じる人もいます。より良いと感じれば、より高い物にも価値を見いだすものあり、コード1本に何十万円もあり得るると思います。

クロック源を変えるのも、感覚はケーブルを変えると同じなので、何かの数値データが良いからとは思っていません。より数値が良い方が良い結果になるとは期待しますが・・・。

メーカとは凄いもので、製品ラインナップの価格と音は相関があるようです。ケーブルでも同じシリーズの安価なものから高いものへ(気のせいと言われればそうなのですが)良く感じます。反対のことや関係ないと言う方もいますが、感じ方ですから正しい評価だと思います。でも、大衆の平均値より少し高いところに相関はきちんと示されているようです。
しかし技術的見地から、客観データで示すエビデンスは出てこないと思います。あっても、なんかこじつけのようなものばかり・・・。

コンデンサや抵抗を変えると同じ発想でクロックも変えて楽しんでいます。

オーディオも工業製品ですから技術で語れる部分はその切り口で議論しましょう。でも、都合悪くなってしまうような”オカルト”は、うやむやで適当にごまかしたり、見なかったことにしてしまいましょう。より好ましい音が見つかれば幸せですからね。


オーディオは趣味嗜好なのでこれでいいと思って、私は接してます。もちろん技術で追求するのもおもしろいと思いますよ。いい結果が出ましたらお教えください。
user_com.png MASA time.png 2012/05/26(Sat) 01:20:00 No.510
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