新しいDACチップ

617DAコンバターはESS9018チップを使い、アナログ部には、金田式No220をモディファイしたものを使用しています。

ESS社が低消費電力版のES9018K2Mと言うチップを発売していたが、内容が一部変更(バグ修正も有るような)された新バージョンのES9018K2Mが最近出されたのを手に入れDAコンバータを製作してみました。デジタル部(ES9018K2M)とアナログ部(No220)を1枚の基板に収めて基板化してみました。このチップがモバイル用も意図されている為、小型に作れることも考慮してです。

アナログ部は、同様の金田式No220である。


たぶん、ES9018K2Mの新バージョンのチップでは音が聴けたのは、日本では初めてだと思います。チップが供給され、間がない為ですが・・・今後メーカさんからは出てくるものと思います。


消費電力を下げたというチップだけあり、ES9018よりこのK2Mチップは、約1/10の消費電流量であった。

無事に動作確認も終わり、さて、これからどう使おうか思案中である。

基板左下の、未実装のIC部は、上流(CDやデジタルオーディオプレーヤ)にDAチップのクロックを分周して、クロック同期をとるための仕組みになっています。
上流と、DAコンバータが同じクロックで動作するとより、理想的な動作となり、音も良くなると言われている。
ES9018使いの方ならご存知の、DPLL bandwith:OFFも、理想的な形で行えます。

また、本基板には外部クロックも入力可能なので、ルビジウムなどの原子時計を使ったクロック発生器なども接続することができます。

DAコンバータ(ES9018版)にルビジウムクロック100MHzを使ったものは、5月5日の金田式アンプ試聴会時にも、入り口のところ参考展示しご試聴頂きました。

user.png MASA time.png 2014/06/02(Mon) 20:27:05 No.617
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