SiCパワーアンプ

723金田式DCパワーアンプはSiCを使ったものは簡単な回路で音が良いと思っていました。細かい部分は記事の都度変更がありましたが、大筋の回路は変わっていない。どこかの時点で自分のリファレンスとなるアンプを作っておきたい。何回か基板まで作ったのだが完成をさせていなかった・・・。

という訳で今回レファレンスアンプ(かな??)を作りました。回路はできる限り簡単でSiCを使ったパワーアンプとしたい。部品は、簡単に入可能品のみを使い現行で製造中縛りにしました。
ちょっと他の実験もあり、まずは電圧入力の普通のタイプで組みました。電流入力へは部品一か所を交換するのみで対応できます。

写真の通り簡単な見掛けです。市販のケースを買ってきて、加工も最小限になるように極力対称にしました。加工屋さんに、待ってるからその間にと無理言って、数時間で穴あけとネジ切をしてもらっちゃいました(加工屋さんありがとう)。

部品では、トランスはRコアは製作時間が掛かるので、とりあえず直ぐに買えるトロイダルを使いました。近くRコアに載せ替えます(Rコアが音が良い保証は有りませんよ、気持ちの問題だけです)。抵抗はいつものデールにスケルトン(指定場所)、SEコンは使わずディップマイカです。SiCは入力容量が少ないタイプを使いドライブ段は無しとして回路のスリム化を図りました。

回路的に言えば記事では2段目を差動にして2段差動から始まり、途中、2段目の差動をやめてソース接地(トランジスタの場合はエミッタ接地)になったりしていました。試してみたところ、2段差動回路が周波数特性に波形歪が少なかったので、差動を採用して組みました。
電源回路は出力が数ワット減るが、バッテリーのようにギリギリまで効率を求めなていないのでプラスマイナスの電源のみでドライブ用に別途電圧は用意してないです。
DC検出・電源遮断回路だけ入れました。電流制限の保護回路は省いてます。


出力は計ってませんが電源電圧から大体3~40Wになります。家で使うには十分です。
10K~100KHzほぼフラット、矩形波のオーバーシュート・アンダーシュートもなく全く安定。位相補償は最新の記事に従いました、波形を見ると上下対称性が良くなるのでたぶん値は正解だと思います。

音も私の耳での評価は問題なしです。音はちょっと控えめな感じがするかな(たぶんデールの抵抗)。

もう少し詳細を数日以内に書こうと思いますので、また適当に見にきてください。

user.png MASA time.png 2018/02/06(Tue) 18:50:28 No.723
Re: SiCパワーアンプ
724試聴に使ったのは、USBデジタル再生基板をI2S接続でDACに繋いだ構成です。DACチップはES9018k2mでその後ろにI/Vコンバータを金田式No220になっています。
今回のパワーアンプは電圧入力で組んであるので、DACの出力は電圧出力側を選択して接続しました。

この手のデジタルプレーヤーの良いところは、聴きたい曲がすぐに聴けるところにあるように思います。私のように整理整頓が出来ない者にとっては、CDは直ぐに無くなってしまいます。地層化された段のどこに挟まっているか??聴きたいときに限って出てきません。忘れた頃にここにあったのかと出てきても、次聴くまで記憶は残ってません・・・

殆どの曲は、パソコンに入れてあるので、聴きたい曲だけUSBメモリーに移して聴いてます。ネットワークオーディオは全曲NASに入れてあるので、メモリに移す手間も無く聴けるがなぜか使っていない・・・

今はUSBメモリーも大容量なのでかなりの曲が入るが、デジタルプレーヤー基板に選曲のUIが現時点で無いこともあり、10曲・20曲入れたUSBメモリーを複数持ちで聴いています
USBメモリーさえも無くなる事はありますが、パソコンからすぐに曲が移せるので問題は無いです(無くす自分の問題は改善できず(笑))
とは言え、デジタルプレーヤの選曲は早く作りファームアップデートをリリースしたいと考えています。

user_com.png MASA time.png 2018/02/12(Mon) 13:51:10 No.724
Re: SiCパワーアンプ
726写真ピンボケですがご容赦願います。

頼んでいたRコアトランスが届いたので載せ替えてみました。
自由に設計できるので、トロイダルとは若干電圧が異なります。

夜作ったので、音の違いは確認していません・・

user_com.png MASA time.png 2018/03/01(Thu) 00:27:57 No.726
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