ジャン・平賀(Jean Hiraga)さん来日

Jean Hiraga

 

 

 

 


先週末は、フランスからジャン・平賀(Jean Hiraga)さんが友人3名を連れて来日されましたのでご一緒致しました。

夕食に食べた”すき焼き(Sukiyaki)”で、ジャン・平賀さん以外の方は箸使いに格闘されておりました。日本の料理を楽しんでいただこうとの思いでしたが、ナイフとフォークの方が親切だったでしょうか・・・。

ジャン平賀氏と言えば、30年ほど前は神戸で真空管屋さんをされていたので、球ファンの方はご存知の方も多いと思います。ちょうどミグが不時着したとき、ミグに使用されたと噂の旧ソ連の真空管6C33Cを輸入された最初の方でもあったと記憶しております。
冷戦下の当時、どのようなルートで軍用のパーツが入手できたかは知る由もないのだが、型名だけはそのままじゃまずいとの配慮でEC33Cとされておりました。

その後フランスに戻られ、金田式アンプをフランスで紹介し広めた功績のある方です。金田式アンプのコミュニティが海外にあるのはたぶんフランスだけかと思います。熱心な金田式アンプファンは、試聴会にフランスから来日するほどです。大変に嬉しいことですね。
フランスで金田式アンプを知る方は、ジャン平賀氏を知らない方はいないほどであります。

そのジャン平賀氏は、フランスではオーディオ誌”Revue du Son”の編集長を務め、現在は”Stereo Prestige”へ寄稿されております。

お持ちになった、最近の記事では、田無の試聴会の功労者である、田中氏のリスニングルーム紹介でした。記事の内容はフランス語でさっぱりですが・・・写真だけは分かりますね。田中さんは、もう30年は前になるとき、金田式バッテリー式アンプをプリとマルチアンプ分のパワーアンプを纏めて製作依頼していただいた方で、大変お世話になりました。

そして帰り際にジャン平賀氏から見せて頂いたマイカコンデンサ。双信SEコンデンサとも勝るとも劣らないとの大変高い評価をしておりました。是非使われることをお勧めするとの事、購入して試してみたいと思います。

Mr.Tanakamica